気まぐれから作ったものです。銅に発生した緑青の状態があまり面白くないので そのうち調整するつもりです。
まずダンボールを切り出して芯を作る作業です。張り合わせて厚みを出します。
ファンド(石粉粘土)で大まかな肉付けをし、足は細いので芯に針金を入れて作ります。 ファンドで四肢を胴体に取り付けた後、全体のバランスを見ながら筋肉をつけます。 薄く延ばしたシート状のエポパテを表面に貼りつけ、スパチュラを使って毛並みを彫りこみます。 角も折れやすいのでエポパテを使用しています。同時にベースの作成も開始。
ベースの岩のゴツゴツした感じはファンドやエポパテでは不可能と判断。 インダストリアルクレイで造形し、型取り、樹脂にて複製する覚悟を決める。 ファンドで落ち葉や枯れ枝を表現。木の枝にはドングリを持ったリスをとまらせました。
リスはかなり雑になってしまいました。シカ本体をベースに接合し、表面に銅粉を塗布した後、緑青を吹かせます。
銅粉緑青の材料が何年も前に購入したものだったためか思うように緑青が発生せずまいりました。
(馬を作ったときに塗布したものとは別メーカーのものなのでもともとこういうものなのかもしれません)
まだ日をおいて調整する必要性を感じています。
予想していた通り、細かなディテールは厚ぼったい銅粉塗装のために消えてしまいました。仕方ありませんね。